梶原 千種– Author –
15時を回った振込の依頼を、当日扱いにはできないと伝えるのが仕事でした。地方銀行の事務センターで、振込と口座振替の処理を9年担当していました。窓口の担当者がどれだけ急いでも、相手の金融機関が受け取らなければ着金は翌営業日になります。依頼を出した記録と、相手の口座に入った記録は別に残るので、そこを混ぜて説明すると必ず後で揉めました。後払い現金化の業者が出している「最短3分」も、指しているのは依頼を出すまでの時間です。営業時間を時刻で公表していない業者もあり、口座がモアタイムシステムに対応していなければ当日14時が締切になります。今日中に届くかどうかは、この3つの時刻が全部そろったときだけ決まります。急いでいる人が最初に見るべきなのは換金率ではなく時計だと思って、7社の締切を並べました。